vol.21 「紫煙」みなさん、こんばんは。 金曜日の夜。何してらっしゃいますか? 今日は、どこかの街角のバーで しっとりとウイスキーでも飲んでいる皆さんに ぴったりのストーリーかと…。 私は煙草ははすいませんが、 大学生の時には、まだそんなに喫煙者にとって 生きづらくない時代でした。 大学の学食は、いつも白いけむりが天井にたまり 空気が悪くて、まずい学食がよけいまずく思えました。 そんな感じで、 私にとって印象の悪い煙草でしたが、 吸っている人を見るのは嫌いではありませんでした。 煙草を吸っている人って、 なぜか同じ顔をして...29Nov2016進路学生仕事
vol.12 「ジョギングハート」今日お届けするのは、学校の先生が主人公のお話です。 生徒の部活の指導法に悩み、 コーチングスクールに通った彼女。 そこでは、体をうごかしながらコーチングをすることがあります。 そうすることで、気持ちを切り替えることができるのですが やってみると、本当に視界が広がり、 今まで考えたこともなかった発想が生まれることがあるんです。 今回彼女は、生徒のコーチングを、 一緒にジョギングしながらやってみることにしました。 教室から飛び出して、 一緒に歩調を合わせて走ることで、生徒からでてきた思いは、 決して机にむかいあっているだけでは生...11Nov2016学生スポーツ仕事
vol.10 「万華鏡」今回は、 今までの中で一番さりげなくて、 一番、ささやかなストーリーです。 主人公は、美容師さん。 彼女が切り盛りするお店に、 進路に悩む、ある常連客の男の子がやってきます。 髪を切っている時に、ぽろっとこぼした 「何をしたらいいのか、わからなくなっちゃった。。」という言葉に 彼女が言ったのは、"たった一言"でした。 その一言が、どんな影響を彼に与えたのか。 2か月後、来店した彼が教えてくれます。 あの時、彼女が口にしたのは 特別な魔法の言葉ではありません。 でも、 彼が何で悩み、何を本当に望んでいるのか コーチ...11Nov2016進路学生仕事