みなさん、こんばんは。
金曜日の夜。何してらっしゃいますか?
今日は、どこかの街角のバーで
しっとりとウイスキーでも飲んでいる皆さんに
ぴったりのストーリーかと…。
私は煙草ははすいませんが、
大学生の時には、まだそんなに喫煙者にとって
生きづらくない時代でした。
大学の学食は、いつも白いけむりが天井にたまり
空気が悪くて、まずい学食がよけいまずく思えました。
そんな感じで、 私にとって印象の悪い煙草でしたが、
吸っている人を見るのは嫌いではありませんでした。
煙草を吸っている人って、
なぜか同じ顔をしているように見えませんか?
遠くを見ているようで、何も見ていないような。
「一体何を考えているんだろうな~」って 思ったものです。
吐き出された白い煙の先には、
人それぞれ、胸にしまっていた思いが
映し出されているのかもしれません。
美しい思い出なのか、忘れたい思い出なのか。
悔しい思い出か、やるせない思いか。
今日はそんな1本の煙草から始まる物語です。
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