今回は、 今までの中で一番さりげなくて、
一番、ささやかなストーリーです。
主人公は、美容師さん。
彼女が切り盛りするお店に、
進路に悩む、ある常連客の男の子がやってきます。
髪を切っている時に、ぽろっとこぼした
「何をしたらいいのか、わからなくなっちゃった。。」
という言葉に 彼女が言ったのは、
"たった一言"でした。
その一言が、どんな影響を彼に与えたのか。
2か月後、来店した彼が教えてくれます。
あの時、彼女が口にしたのは
特別な魔法の言葉ではありません。
でも、 彼が何で悩み、何を本当に望んでいるのか
コーチングを学んだ彼女だからこそ
その瞬間、自然に口にできた言葉だと思いました。
コーチングって、1時間や2時間、
がっつりと時間をとってやるもの。
そんな風に思われている方もいるかもしれません。
でも、それだけじゃないんです。
こんな風に、さりげなく 日常に溶け込んでいることもあるんですね。
"自分らしい人生ってどんなのだろう?"
"そのためにはどうしたらいいんだろう?"
そのことを考えさせてくれる人。
そう考えると、 だれもが誰かのコーチなのではないでしょうか?
もしかしたら、あなたもすでにコーチかもしれませんね。
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