さて、今日のPit-in Stationのストーリーは
会社で部下の指導をしている人には
とても興味深いものだと思います。
…例えば、今まで自分がやっていた仕事を
後輩に引き継ぐとき。
初めて、チームを持つことになったとき。
みなさんはどうやって指導していますか?
多くの方は
自分が以前、先輩からしてもらったように
指導するのではないでしょうか?
今回の主人公もそうだったんです。
彼の場合、厳しい先輩に育てられて、
そのことによって成長してきたという自負がありました。
だからこそ、 自分が育てる側になったときも
そのやりかたを取り入れていたんです。
厳しく、時には怒鳴ることも。
自分が通ってきた道が、自分を育ててくれた。
だからこそ、部下にも乗り越えてついてきてほしい。
彼なりに、部下の成長を思っていたからこその 厳しさだったんです。
でも、ふとしたとき 職場のみんなの顔が、
恐怖と焦りに満たされていることに 気づいたそうです。
そこから 彼の本当のもがきが始まります。
人間関係も扱うことができるという コーチングを学び、
彼が指導するときに実践したのが
部下の「あること」にフォーカスをあてることでした。
それから少しずつ、すこしずつ 彼と部下との関係は変化し、
今では「本音が話せる上司」と 部下に言われるほどになりました。
恐怖で縛るのではなく、信頼で結ばれた関係に。
皆さんも、身近な人、関係を改善したい人がいるのなら
その人の、「あること」に フォーカスを当ててみてください。
必ず、何かが変わっていきます。
たとえ少しずつでも。
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